門真市議会議員 福田英彦ブログ

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裁判所も被告証言「信用できない」-「29億円問題」住民訴訟第16回弁論

午後からは、門真市が光亜興産らに支払った29億円の建物除却補償が問題だとして起こされている住民訴訟の第16回目の弁論が開かれました。
傍聴席は満員。
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今回は、これまでの準備書面による「陳述」ではなく、当時事業に関与した職員や元職員3人への尋問が行われました。

尋問が行われたのは、当時の総合政策部長、当時の担当事業課係員、光亜興産に「天下り」した当時の都市建設部長の3人でした。

尋問に対する証言は概ね想定内でした。

しかし、ダイエーが古川橋店を閉店すると決めた2009年9月30日から光亜興産がダイエーの土地を取得するための申込書を提出した2010年1月までの間に、光亜興産やURとの協議等について「知らない」「確認していない」との当時の都市建設部長の証言にはあきれ返りました。

裁判所も「信用できない」と断言したのにも驚きました。

これが原告の望むような判決に必ずしもつながりませんが、極めて珍しいことだと思います。

次回は来年1月26日(木)午前10時からになりました。

恐らく双方が最終準備書面を提出し結審となり、判決の日が決まることになると思います。

裁判所には、公正な判決を望みます!
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by kadomasigi99 | 2016-11-01 20:03 | 建物補償29億円問題 | Comments(0)