門真市議会議員 福田英彦ブログ

日本共産党の市議会議員が「市政をわかりやすく」お知らせします

第2回門真市議会議員政治倫理審査会

今日は、第2回門真市議会政治倫理審査会が開かれ、出席しました。

今回の政治倫理審査会の開催は、吉水丈晴議員が門真市ソフトボール連盟会長に就任していることが、政治倫理条例第3条7号の「市から活動又は運営に対する補助又は助成を受けている団体の役員に就任しないこと」とする政治倫理基準に違反するとして、9月30日に戸田ひさよし議員(無所属)、春田清子議員(公明党)、中道茂議員(自民党)、日高哲生議員(門真市民クラブ)から提出された審査請求に伴い、10月11日の議会運営委員会において政治倫理審査会の設置が決定され、開かれたものです。

審査の中で私は、政治倫理条例第3条7号の対象団体は、3月議会での議案提案者の答弁で、「市から補助金、助成金、交付金の交付を受けている団体」とされていて、門真市ソフトボール連盟は市から補助金や助成金等の交付を受けていないことから、政治倫理基準に違反しているとは言えないこと、政治倫理基準は、議会答弁でも「従来の申し合わせの明確化、議員みずからを律するため」としており、範囲の拡大は、条例の趣旨にそぐわないことを指摘しました。

他の委員からは、「条例文では『補助又は助成を受けている』となっており、補助金や助成金を受けていなくても、減免や優先使用などを受けていれば対象となるので、条例に違反している」との意見が出されました。

採決の結果、賛成多数で「平成25年9月23日までの間、門真市議会議員政治倫理条例第3条7号の政治倫理基準に抵触し、同条例に違反していたものと判断する」との審査結果となりました。

門真市議会議員政治倫理条例は、十分な議論がなされることなく拙速に提案され、4月1日に施行されましたが、市民などの審査請求権がなく、審査会のメンバーも議員のみという不十分なものです。

この問題点の改善も求められると強く感じた審査会でした。
by kadomasigi99 | 2013-10-28 14:31 | 議会 | Comments(0)

by kadomasigi99