門真市議会議員 福田英彦ブログ

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門真市歴史資料館は拡充−昨年に続き門真市事業仕分け

今日は、「門真市事業仕分け」が保健福祉センターで実施され、井上まり子、豊北ゆう子議員と傍聴しました。

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今回も「市民判定員」方式で行われ、仕分け人と市側との議論の後、25人の判定員さんが評価しました。

6事業が対象、会場も一か所で行われ、すべて傍聴することができました。
各事業の評価結果は以下のとおりでした。

1.国民健康保険優良家庭表彰 − 不要
2.生ごみ処理機器購入補助事業 − 不要
3.駅前公園緑地管理委託事業 − 改善し市が実施(民間活用の拡大、公民協働化)
4.児童生徒支援事業(防犯ブザー) − 改善し市が実施(民間活用、公民協働化以外の要改善)
5.青少年相談事業 − 不要(再検討)
6.歴史資料館運営事業 − 現行どおりまたは拡充し市が実施

前回も感じたことですが、歴史資料館運営事業を除いては、担当者の説明不足が目立ちました。
資料の不備や誤り、誤った数字での説明、仕分け人の質問に直接答えないなど、こちらが冷や冷やする場面もありました。

その点、歴史資料館運営事業の説明はほぼ完璧で、内容について説明を行った非常勤の学芸員さんを「正職員にしてはどうか」と仕分け人が提案するほどでした。

今回の事業仕分けは、市民判定さんやコーディネーターの指摘もありましたが、対象6事業の総事業費が僅か2,000万円、うち人件費が0.8人分というもので、何のためにこれだけ大掛かりな事業仕分けを行ったのかという疑問が残ります。

いずれにしても、今回仕分け対象とされた事業だけでなく、市の実施する事業について市民に説明責任が果たせるよう求めたいと思いますし、議会もしっかりとチェックすることが求められていると強く感じました。

朝9時からの事業仕分け、市民判定員のみなさん、仕分け人のみなさん、傍聴されたみなさん、そして職員のみなさん、お疲れ様でした。

事業仕分けは、4時少し前に終了しましたが、私は8時過ぎに大阪を離れます。

詳細は明日報告したいと思います。
by kadomasigi99 | 2011-07-03 17:51 | 行財政改革 | Comments(0)