住民訴訟第5回口頭弁論
2015年 01月 20日
今日は門真市が開発会社へ支払った 29億円の建物除却補償が不当だとして起こされている住民訴訟の第5回口頭弁論が大阪地方裁判所で開かれ、 井上まり子議員、豊北ゆう子議員、ほりお晴真・雇用福祉対策委員長とともに傍聴しました。
法廷では、被告門真市側から提出された準備書面に対する原告から反論の準備書面が提出されました。
準備書面では、
①ダイエー跡地に新体育館の建設計画は、平成 22年 10以前には無かったとの主張に対し、平成 21年8月当時には平成 22年5月からのダイエー建物調査・契約・除却というスケジュール案が事業計画によって示されており、市立体育館用地として十分視野に入っていたと言うべきこと。
②平成 21年8月当時、跡地公共建物補償費としてダイエーの建物に対し 45億円余を予定しながら、ダイエーが光亜興産等に土地・建物を合計 15億円で売却することを届け出て、大阪府から門真市に対する買取希望の照会に十分な検討をすることなく「買取希望なし」と回答したことは、光亜興産等に利益を得させる目的を有していたといわざるを得ない。
③建物の補償費は当該取引により成立した3億6225万円を超えることはあってはならず、建物除却費に5億8023万6243円を要したとしても門真市の負担額は 10億円以下にとどまっていたといえる。ことなどを主張しています。
現在は書面のやりとりが続いていますが、問題点が徐々に浮き彫りとなってきています。
次回の第6回口頭弁論は、被告市側の原告主張に対する反論の準備書面提出後4月 14日、午前11時から 806号法廷に決まりました。
このような税金の無駄遣いについて、公明党、自民党、門真市民クラブ、無所属議員は「問題ない」としており、議会としてのチェック機能が厳しく問われている問題です。
開発会社主導のまちづくりの問題点については、3月議会でも厳しくチェックしていきます!
準備書面では、
①ダイエー跡地に新体育館の建設計画は、平成 22年 10以前には無かったとの主張に対し、平成 21年8月当時には平成 22年5月からのダイエー建物調査・契約・除却というスケジュール案が事業計画によって示されており、市立体育館用地として十分視野に入っていたと言うべきこと。
②平成 21年8月当時、跡地公共建物補償費としてダイエーの建物に対し 45億円余を予定しながら、ダイエーが光亜興産等に土地・建物を合計 15億円で売却することを届け出て、大阪府から門真市に対する買取希望の照会に十分な検討をすることなく「買取希望なし」と回答したことは、光亜興産等に利益を得させる目的を有していたといわざるを得ない。
③建物の補償費は当該取引により成立した3億6225万円を超えることはあってはならず、建物除却費に5億8023万6243円を要したとしても門真市の負担額は 10億円以下にとどまっていたといえる。ことなどを主張しています。
現在は書面のやりとりが続いていますが、問題点が徐々に浮き彫りとなってきています。
次回の第6回口頭弁論は、被告市側の原告主張に対する反論の準備書面提出後4月 14日、午前11時から 806号法廷に決まりました。
このような税金の無駄遣いについて、公明党、自民党、門真市民クラブ、無所属議員は「問題ない」としており、議会としてのチェック機能が厳しく問われている問題です。
開発会社主導のまちづくりの問題点については、3月議会でも厳しくチェックしていきます!
by kadomasigi99
| 2015-01-20 14:00
| 建物補償29億円問題
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